アーカイブ|テクノロジー&トレンド

日々、移り変わる電気業界のテクノロジー(技術)とトレンド(流行)から最新の技術動向を各分野の専門家の解説でお届けしています。

このページでは、2018年から続く「テクノロジー&トレンド」を、より読みやすく、もっと読者さまの元へ届きやすくなるよう、アーカイブしました。

Utility 3.0―電気事業はどう変わるのか

Utility 3.0―電気事業はどう変わるのか|テクノロジー&トレンド
Utility 3.0―電気事業はどう変わるのか

第四次産業革命や、Society 5.0という言葉に象徴される通り、IoT、AIなどのテクノロジーが、産業や世の中のあり方を大きく変えるという予測があちこちで見られるようになった。

指数関数的に進展するテクノロジーは、電気事業やエネルギー産業のあり方を今後、どう変えていくのだろうか。電気事業の発展の過程(Utility 1.0、2.0)をたどり、その先にあるUtility 3.0とは何かを考える。

デジタル化の現場@関西電力

デジタル化の現場@関西電力|テクノロジー&トレンド
デジタル化の現場@関西電力

再生可能エネルギー固定価格買取制度(FIT)の導入以降、太陽光発電(PV)の電力系統連系は急増しており、電力会社にとっては、PV出力の変動に応じて正確な需給制御を行うことが喫緊の課題となっている。

そして、PV出力の推定・予測を高い精度で行うためには、気象情報や日射量、電力使用量などの膨大なデータの分析や機械学習手法の活用など最新のデジタル技術が不可欠だ。今回は、需給制御の現場でのデジタル技術活用の取り組みを紹介する。

フィンテックとエネルギー

フィンテックとエネルギー|テクノロジー&トレンド
フィンテックとエネルギー

エネルギー産業におけるデジタル化の影響を考えるに当たり、こうした現象を先行する異業種に示唆を求めることは一定の意義がある。特にエネルギーの規制改革が一定の市場メカニズム導入の性格を持つ以上、その帰結としてエネルギー市場が部分的に金融市場化することは必然だからだ。

今回から3回にわたり、デジタル化で先行する金融業界での状況を概観した上で、エネルギー産業におけるフィンテック応用の可能性について考察してみたい。

テクノロジーが変える電力小売りビジネス

テクノロジーが変える電力小売りビジネス|テクノロジー&トレンド
テクノロジーが変える電力小売りビジネス

AIに代表されるテクノロジーの進化が消費者の行動を大きく変えようとしている。消費者は、強い関心を持たない商品の選択をAIなどのテクノロジーによる合理的・効率的な判断に任せ、より興味・関心のある商品を吟味して買うことに集中していくだろう。

電力小売りも、電気が「無関心商材」となることを前提に、その中でも収益を上げられるポジションを取り、そして電気を利用する新しい家電や、その利用による経験のような、消費者の強い関心を集める商品を販売するという、戦略の変化を求められるのではないだろうか。新しい電力小売りビジネスの在り方を考えてみたい。

GEのデジタルソリューション

GEのデジタルソリューション|テクノロジー&トレンド
GEのデジタルソリューション

風力、太陽光を中心とした再生可能エネルギーの増加、人口減少や省エネルギー化による電力需要の伸び悩みと競争激化のために電力事業者を取り巻く経営環境が厳しさを増す中、既存設備信頼性の維持・向上と、メンテナンス費用削減を両立させるための戦略的メンテナンスの導入は喫緊の課題である。

本稿では、現在グローバルで広がっているトレンドとして、従来のメンテナンス計画最適化をIoT技術の活用によってさらに効果的に実施するためのGEの取り組みについて紹介する。

デジタル社会における新しいエネルギー産業

デジタル社会における新しいエネルギー産業|テクノロジー&トレンド
デジタル社会における新しいエネルギー産業

人工知能(AI)やロボティクス、ブロックチェーンなど新たなデジタル技術が普及したデジタル社会。この項ではデジタル社会における新しいエネルギー産業を、少し近未来的な観点から考察する。初回は新たな“スマートシティ”のコンセプトとその中でのエネルギーインフラの将来像を議論したい。

VPPビジネスの過去、現在、そして未来

VPPビジネスの過去、現在、そして未来|テクノロジー&トレンド
VPPビジネスの過去、現在、そして未来

需要家側の提供可能な比較的小規模なエネルギーリソースをアグリゲート(集約)し遠隔で自動制御することで、供給力や調整力等のエネルギーを必要とする者(系統運用者や小売事業者等)に提供するVPP(仮想発電所)の考え方が、盛り上がりを見せている。

今回から合計4回にわたりVPPビジネスの過去・現在・未来を連載するが、初回ではVPPの成り立ちから紹介する。要約すると、欧州で始まった小規模分散再エネアグリゲートビジネスと米国で始まっていたDRアグリゲートビジネスとが融合したエネルギープラットフォームビジネスである。

電力デジタル革命にどう対峙するか

電力デジタル革命にどう対峙するか|テクノロジー&トレンド
電力デジタル革命にどう対峙するか

これまでの「テクノロジー&トレンド」の連載で、電気事業者が紹介してきた、電力デジタル分野の新技術やDER(需要側資源)の活用拡大に対する戦略や対応は、目的や対応すべき分野・顧客層によって、おおむね5つに分けることができる。

今回はこれらを概観しながら、まず第一の選択肢であり、現状最も実証取り組みが進んでいる新しいプラットフォーム、VPP(仮想発電所)構築のビジネス化ポテンシャルと、実ビジネス化の難しさ、そしてその克服への道筋について紹介したい。

電気自動車と電力システム

電気自動車と電力システム|テクノロジー&トレンド
電気自動車と電力システム

電気自動車(EV)の普及には、充電インフラとそれを支える電力ネットワークとの協調が不可欠となる。高性能な電力貯蔵・電力変換・ネットワーク接続機能を有する電気自動車は、デマンドレスポンスを標準実施できる電力需要、再生可能エネルギーの余剰電力吸収、そして、停車時に電力ネットワーク側に給電するバーチャルパワープラントの3つの役割が期待されている。

IoTの光と影

IoTの光と影|テクノロジー&トレンド
IoTの光と影

最近、その言葉を聞かない日がないくらいはやっているIoT(Internet of Things=モノのインターネット)。電子メールなどで日常的に利用しているインターネットが、一般に幅広く利用されるようになってからほぼ20年。

インターネットは、仮想空間とか、サイバー空間と言われ、私たちが寝起きする実空間とは、別物として扱われてきた。しかし、その別空間が、私たちの住む実空間のあらゆるモノとつながると言われ始めた。一体、何が起きようとしているのだろうか。

変革する時代への日立の挑戦

変革する時代への日立の挑戦|テクノロジー&トレンド
変革する時代への日立の挑戦

壊れたら修理する「事後保全」、壊れないように管理する「予防保全」は「守り」の設備保全だが、設備を状態監視して壊れる前に対策する「予知保全」は、「攻め」の保全技術だ。日立パワーソリューションズの予兆診断システム「HiPAMPS」は、独自の予兆診断技術により高速・高精度な「予知保全」を実現した。

2013年のサービス開始から進化を続け、ガスエンジン、各種製造ライン、空調冷凍設備などに導入され、設備の安定稼働と品質維持に大きく貢献している。

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