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◇1面から続く
俣野川発電所は鳥取県と岡山県の県境に位置し、背後には名峰の大山がそびえ立つ。30万キロワットの水車発電機を4台備え、最大529メートルの有効落差を使って年間約4億7千万キロワット時を発電している。
近年は激増する太陽光発電の余剰電力を使って下池から上池へ水を吸い上げ、太陽光発電の出力が落ちる時間帯に下池へ流して発電するなど揚水式の運用方法は変わってきた。俣野川発電所の起動回数も2022年度は10年前の3倍超と大幅に増加。運開から37年が経過したこともあり、弁の動作不良や水漏れが起きてきた。
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