2024年7月27日土曜日
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技能五輪国際大会を日本に――。技能五輪国際大会の招致活動に取り組む厚生労働省は２５日、２０２８年大会の招致実現に向けたイベントを都内で開いた。過去の大会出場経験者を交えたトークセッションが行われ、九電工の瀬戸一輝さんが登壇。瀬戸さんは１５年のブラジル・サンパウロ大会で電工職種に出場し、銅メダルを獲得した実績を持つ。招致が実現すれば０７年の静岡大会以来、２１年ぶり４回目の日本開催となる（コロナ禍での分散開催時を除く）
2024/7/26

２８年技能五輪国際大会の日本招致実現へ、都内でイベント／九電工・瀬戸さ...

北海道電力と北海道ネットワークは２３日、稚内市で海上保安庁と連携訓練を行った。災害により損傷した離島の配電設備を復旧するため、海保の巡視艇が電力会社の人員と資機材を搬送。船に人員と資機材を乗せた後、離岸して港を周回し、再度着岸するまでの手順を確認した。北海道電力と北海道ＮＷは海保と３月に災害協力協定を締結しており、今回は協定に基づく初の訓練となった
2024/7/25

北海道電力と北海道ＮＷ、海保と初訓練／海上輸送で連携強化

宮下宗一郎青森県知事は２３日、リサイクル燃料貯蔵（ＲＦＳ、青森県むつ市、高橋泰成社長）が操業開始を予定する使用済み燃料中間貯蔵施設「リサイクル燃料備蓄センター」を巡り、齋藤健経済産業相と会談した。県とむつ市、ＲＦＳとの安全協定締結を前に、原子力発電や核燃料サイクルに関する国の姿勢を確認した。ＲＦＳと親会社の東京電力ホールディングス（ＨＤ）、日本原子力発電の各トップとも同日面談し、各社の考えを確認した。写真は齋藤経産相（右）の出迎えを受ける宮下知事（２３日、東京・霞が関）
2024/7/24

青森知事、国と事業者の姿勢確認／中間貯蔵、安全協定締結前に

水素エンジンの鼓動高らかに――。川崎重工業子会社のカワサキモータースは２０日、水素エンジンを搭載したバイクの公開走行を鈴鹿サーキット（三重県鈴鹿市）で行った＝写真。同社によると、量産メーカーによる水素バイクの公開走行は世界初。水素バイクは、走行時の脱炭素化と内燃機関車ならではの乗り味を両立できる特長を有する。同社は２０３０年代前半の量産化を目指す
2024/7/23

水素のとどろきが聞こえた／川重、鈴鹿で公開走行

建設業界の人材確保に向けて議論を交わす「建設業働き方フォーラム２０２４」が１７日に都内で開かれ、きんでんが施工力の確保に向けた取り組みを紹介した。写真はきんでんの内田徹・技術本部技術統轄部長（右）らが登壇したパネルディスカッション
2024/7/22

きんでんなど、建設業働き方フォーラム参加／施工力確保の取り組みを紹介

日本原子力研究開発機構の定常臨界実験装置「ＳＴＡＣＹ」（熱出力２００ワット）が８月にも運転を再開する。ＳＴＡＣＹは２０１８年１月に新規制基準に適合したとする原子炉設置変更許可を取得。固体燃料や軽水減速材を扱えるようにするために、原子炉本体施設の改造工事を進めていた。写真は公開された炉心タンク（下）や炉心上部機器など（１８日）
2024/7/19

臨界実験装置「ＳＴＡＣＹ」、来月にも運転を再開　原子力機構

ＪＥＲＡは１７日、横浜港本牧ふ頭（横浜市）で日本郵船が保有するアンモニア燃料タグボートに燃料アンモニアを同日供給したと発表した。タンクローリーからホースを通じて船舶に燃料供給する「トラック・トゥ・シップ方式」で供給＝写真。商用アンモニア燃料船に燃料アンモニアを供給するのは世界初となった。アンモニア燃料タグボートの竣工は８月下旬を予定している
2024/7/18

船舶に燃料アンモニア供給／ＪＥＲＡ、世界初

関西電力は、宇治発電所（京都府宇治市、水力、３万２５００キロワット）の「発電所カード」を作成した。デザインは「ダムカード」を参考にしつつ、発電所の写真と情報に加えて宇治市のロゴ、観光情報、キャラクターを記載したのが特徴。関電によると、自治体のキャラクターとコラボした発電所カードは全国初という。同社はカードを通じ、発電所と自治体双方の魅力度向上につなげていく考え
2024/7/17

ご当地キャラとコラボカード、関電の宇治発電所／地域の魅力向上

スポーツウエアの知見で現場作業を快適に―。スポーツ用品大手のミズノはワークウエアなど企業向けのワーク用品事業に力を入れている。スポーツ選手の疲労を軽減し、パフォーマンスを最大限引き出すノウハウは、現場作業者へ応用できる部分は多い。写真は通年向けのワークジャケット。動きやすさに加え、スタイリッシュなデザインが特徴だ
2024/7/16

スポーツウエアの機能性、ワークウエアにも／ミズノ、独自ノウハウ生かし

群馬県片品村の小さな渓流の近くに、真っ白な建物がある。水のせせらぎや葉擦れとともに、水車や発電機の音がする。昨年１０月に竣工した東京発電の「ぐんぎん尾瀬片品発電所」（流れ込み式、６７８キロワット）だ。地域に開かれ親しまれる発電所になってほしいと、雪深い冬季をのぞき、常時一般開放されている。新緑や紅葉など、季節の変化とともに発電所の表情も変わるが、今の時期は天の川を背にする＝写真
2024/7/12

水車の音、天の川涼やかに／新鋭水力が織りなす群馬の絶景

東京電力ホールディングス（ＨＤ）は１０日、福島第一原子力発電所２号機の燃料デブリ（溶融燃料）試験的取り出しに使う装置が発電所構内に同日到着したと発表した。釣りざお状のテレスコ式装置で、７月中旬以降に２号機原子炉建屋内での設置作業を始める予定。８月５日までに原子力規制委員会の使用前検査を受け、早ければ８月中にも取り出しに着手する。写真は福島第一構内の高台にあるテントハウスに到着したテレスコ式装置（東電ＨＤ提供）
2024/7/11

デブリ試験取り出し着手へ／テレスコ式装置が福島第一に到着

福井県は９日、関西電力高浜発電所３、４号機（ＰＷＲ、８７万キロワット）の４０年超運転を容認した。原子力規制委員会は５月に運転期間延長を認可し、６月には蒸気発生器（ＳＧ）交換も許可していた。杉本達治知事は９日、県庁で取材に応じ「県民全体への理解促進など、事業者の対応を監視していきたい」と述べた＝写真。高浜３号機は２０２５年１月、４号機は同年６月に運転開始から４０年を迎える。関電は長期的な信頼性向上のため、２６年頃に計画する定期検査でＳＧを交換する方針を示している
2024/7/10

福井県が高浜３、４の運転延長容認／県民への理解活動求める

三菱重工業など３社は８日、欧州の製鉄大手アルセロール・ミタルの製鉄所で排出した二酸化炭素（ＣＯ２）を再利用する新技術の実証試験を始めると発表した。ＣＯ２再利用の先進技術を有するベルギーのディ・カーボンとの協業で行う。回収したＣＯ２は鉄鋼や化学製品の原料となる一酸化炭素（ＣＯ）に変換する。ＣＯ２排出削減が困難とされる製鉄業界の課題解決に貢献する。写真はＣＯ２再利用に関する実証試験エリアの様子
2024/7/9

製鉄のＣＯ２再利用／三菱重工など、原料に

中部電力は、４こま漫画を通して効率的な電気の使用をＰＲするキャンペーンを２日から始めた。中部エリアにゆかりのあるイラストレーターやデザイナー８作家の計１６作品を特設サイトで順次公開する。週２回、同社公式Ｘ（旧ツイッター）で１こま目を投稿し、Ｘから特設サイトに訪問できる。写真はキャンペーン「ＣＯＭＩＣセツデーン」の初回
2024/7/8

中部電力、４こま漫画で「節電」を身近に／特設サイト開設

東京電力ホールディングス（ＨＤ）と福島県立医科大学は４日、福島第一原子力発電所で医療介入を必要とする被ばく、汚染を伴う事案発生時の連携協力に関する協定を締結した。同日、福島県立医科大キャンパス内（福島市）で行われた協定締結式に東電ＨＤの小早川智明社長（写真右）と竹之下誠一理事長兼学長（同左）が出席し、協定書に署名した。８月に実施予定の燃料デブリの試験取り出しや今後の本格的な廃炉作業に向けて、救急搬送の体制強化などで連携する
2024/7/5

東電ＨＤ、福島医大と連携／被ばく時の救急強化

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