電力改革トランジション 再構築への論点
価格: | 2,420円(本体2,200円) |
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紹介文: | 東日本大震災をきっかけに始まり、2020年に完了した3段階の電力システム改革。2020年には2050年カーボンニュートラル宣言もあり、電力は新たな時代に踏み出した。しかし3年後のいま、電力システム改革のひずみが顕在化している。 2021年冬の電力需給逼迫に始まり、2022年にはウクライナ危機に伴うエネルギー安全保障への懸念、2度の電力需給逼迫、電気料金の値上げと「エネルギー危機」というべき事態に陥った。カーボンニュートラルとエネルギー安全保障を両立すべく、2023年にはGX基本方針が閣議決定され、電気事業制度の再構築が始まっている。 本書は、公益事業学会の論客たちが、電気事業の将来を見据え、電力システム改革後の制度再構築への論点を整理し方向性を示している。電気事業に携わるすべての人の必読の書。 編著:公益事業学会 政策研究会 |