大規模需要が電力系統を介さず隣地に併設された発電機から直接供給を受ける「併設負荷」の取り扱いを巡り、米国で議論が紛糾している。併設負荷を系統への負荷と位置付け信頼性を確保したい送電網所有者と、負荷としないことで増強費用や接続待ちを回避し早期供給を実現したい発電事業者が対立。米連邦エネルギー規制委員会(FERC)の場を使い、双方が自らの主張に沿ったルール化を求めている。現時点で結論は見えておらず、決着には長期間を要する見通しだ。
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