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カラス営巣撤去、最盛期迎えて注力/北陸送配電、AIで効率高め

2024/04/11 9面 

腕金上に作られたカラスの巣を防護の上で撤去する作業者(金沢市)
 2~5月のカラス営巣シーズンを迎え、北陸電力送配電が今年も営巣撤去に注力している。ここ10年の同社エリアの総撤去数は年間約1万5千~1万6千件に上る。同社は2022年度から導入した車載カメラと営巣検知AI(人工知能)で巡視点検の業務効率を上げている。今年度も北陸3県でカメラを搭載した業務車両を14台追加配備し、さらなる効率化を目指している。

 10日に報道公開した石川支社金沢配電部の管理エリアにある金沢市の田上変電所近くでは、同じ電柱で今季2回目の営巣を撤去した。石川県内全体では23年度、4144個の巣を撤去したという。



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