会見する松本会長(中央) 関西経済連合会の松本正義会長(住友電気工業会長)は18日に開いた定例会見で、台風21号が与えるインバウンド(訪日外国人観光客)への影響に関し「関西国際空港の機能がおおむね回復していることや、各地の観光地が被害を受けていないことなど、的確な情報を集中的にPRすることでインバウンドの回復に努めていきたい」と強調した。関西国際空港の災害への備えについて検証し、的確な対策を採っていく重要性も訴えた。
松本会長は台風21号の影響について、直撃した当日は営業や操業を取りやめた企業があったものの、早期に再開できたケースが多かったことから「関西国際空港への被害を除けば、総じて大規模な被害には至らなかった」との認識を示した。
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