竹中工務店とNTT西日本は24日、オフィスビルや商業施設など新築建物の設計時に、竣工後の無線通信環境を正確かつ効率的に推定できる取り組みに成功したと発表した。NTTグループが開発した無線電波に関するシミュレーション技術と竹中工務店が有する建物の3次元モデルを組み合わせ、建物内の電波強度を可視化できる仕組みを確立した。今年度内に実際の建物で実証し、25年度の本格導入を目指す。
無線通信に関するシミュレーションはこれまで、建物完成後に現地で膨大な時間をかけて計測する必要があり、導入が進んでいなかった。
>>電子版を1カ月無料でお試し!! 試読キャンペーンはこちらから
>>この記事の続きは『電気新聞』本紙または『電気新聞デジタル』でお読みください