◇施工地域拡大/炭素中立へ官民連携
◇杭の打設不要に
洋上風力の建設工事は風車の組み立てだけでなく、基礎部分の構造や工法も重要となる。基礎の種類によっては海底の奥深くまで杭を打ち込まねばならず、環境影響も大きくなる。東洋建設は着床式で「サクションバケット」と呼ばれる基礎工法の開発を日立造船と共同で進めている。水圧を利用し、釣り鐘型の基礎部分を海底に埋め込む工法だ。杭の打設が不要で幅広い海域に適用でき、着床式の導入ポテンシャルを高められる技術として期待される。
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