かんでんエンジニアリング(大阪市、野田正信社長)は、DX(デジタルトランスフォーメーション)の一環として、変電所など電気設備の空間情報をスキャナーで読み込み、立体図面や工事設計書の作成に活用する手法の開発・習熟を進めている。対象物を360度スキャンした数値を合成して3次元モデル化する。これにより、立体図面の作成はもちろん、パソコン上で対象物を全方位で可視化できる。充電部の離隔距離データなどを取り込めば、現地に行かずとも実地と同じ条件で工事計画書の作成や施工管理の向上に活用できる。これまで変電所など数十件で試行的に導入し、より効率的な3次元CADデータの取得に向け、知見を深めている。
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