小林さんは国政引退後、妻の実家がある東京都練馬区に引っ越した。まずは地域で知り合いを増やそうと「勇気を振り絞って一歩踏み出した」。区の高齢者施設でフレイル(虚弱)予防の体操にほぼ毎日参加。書道と料理も習い始めた。
「武蔵大学で学びませんか」。今年2月に練馬区報で、特別履修生の募集記事が目に留まった。「ウクライナ危機に伴う資源価格高騰やデジタル化の進展など世界は激動している。時代遅れの高齢者にならないよう、リカレント教育で社会学のスキルアップを目指したい」。そう考えて応募すると、審査を無事通過した。
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