電力広域的運営推進機関(広域機関)は24日、2040年、50年時点の電力需給バランスを評価する有識者会合で、需要想定の検討結果を整理した。電力需要を構成する要素ごとに、関係性の強いものをグループ化する方針を打ち出す一方、技術検討会社が提示した需要想定のばらつきをどのように扱うかで案を示した。同日の会合から供給面の議論にも着手した。
約4カ月半ぶりに開いた「将来の電力需給シナリオに関する検討会」(座長=大橋弘・東京大学大学院教授)で議論した。過去4回の会合では技術検討を担う3者が基礎的需要や電化の進展、産業別需要などの要素ごとに分析結果を示した。
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