2024年6月15日土曜日
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総合・原子力

[時流を問う]熊野英生氏/金利ある世界の24年度

2024/04/01 5面 

熊野 英生氏
◆「正常化」試される日本経済/歴史的賃上げ生かし好循環へ
  ◇第一生命経済研究所 経済調査部 首席エコノミスト 熊野英生氏
   ◇聞き手=編集局長・円浄加奈子

 遅れてきた桜の花と共に新年度がスタートした。2023年度末は日経平均株価が最高値を更新。歴史的な賃上げ率をたたき出した春闘を経て日銀がマイナス金利解除と、まれにみる大型の経済ニュースが相次いだ。『金利のある世界』への復帰に再びこぎ出した日本経済だが、早くも予想以上の円安に見舞われ、先行きは波高しの様相だ。確実に経済の年となりそうな24年度をどう読むか、第一生命経済研究所の熊野英生首席エコノミストに聞いた。

 3月半ば、日銀がマイナス金利を解除しました。

 「4月になるかとの見方も一部にはあったが、エコノミストたちの事前予想を上回る歴史的な賃上げ率となった春闘が後押しした。今年の春闘は日本経済正常化への流れにおいて大きなターニングポイント。政策決定の内容をみても、2013年の黒田(東彦日銀総裁による)緩和レジームからの脱却という印象だ」



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