原燃、全消灯問題で規制委と意見交換／「再発防止徹底図る」

2024/03/19 2面

原燃の増田社長（右）が、保障措置に対するトップマネジメントの在り方などについて説明した

　原子力規制委員会は１８日開催の臨時会議で、日本原燃の増田尚宏社長、日本原子力研究開発機構の小口正範理事長とそれぞれ意見交換を行った。原燃の増田社長は昨年発生した、使用済み燃料再処理工場（青森県六ケ所村）の保障措置上の監視対象区域における照明全消灯に関し、トップとして保障措置活動への関与が不十分だったと認識を示した。関係部署の責任や、保障措置設備の維持管理基準の明確化などを実施したと説明。「私自ら先頭に立ち徹底して再発防止を図っていく」との決意を述べた。

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総合・原子力

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