三菱重工業は、原子力発電所の中央制御室を模擬した施設で社員教育に注力している。電力会社の運転員のようにプラントの起動停止を操作し、各機器の稼働状況を担当設計者が学ぶことにより、プラント全体の中で個別機器がどう機能するかを俯瞰(ふかん)する「プラント屋」の視点を身に付け、製品の改善につなげる狙いだ。様々なトラブルを再現でき、近年はサイバー攻撃を想定した訓練を重ねる。サイバーテロ対応演習や、特定重大事故等対処施設(特重施設)教育の拡販活動も推進している。
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