北海道電力は19日、北海道胆振東部地震の影響でボイラーの蒸気配管が損傷した苫東厚真発電所1号機(石炭火力、35万キロワット)が午前9時に運転を再開したと発表した。18日時点では同日中の復旧を見込んでいたが、ボイラー配管内の水に含まれる金属類の濃度が規定値を上回ったことから、水の入れ替えやろ過に時間を要した。
1号機は17日から段階的に発電出力を上げながら試運転を進め、各機器の健全性に問題がないことをチェックして、安定的な定格運転が可能な状態であることを確かめた。
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[北海道地震]苫東厚真1号機が運転再開、配管水再点検も/北海道電力