第11回エネルギー教育賞 受賞校が決定
「第11回エネルギー教育賞」の受賞校が以下の通り決まりました。表彰式は3月4日、東京・江東区のタイム24ビルで行われました。
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中学校の部 札幌市立白石中学校(北海道)
高校・高専の部 兵庫県立洲本実業高等学校
矢巾町立矢巾東小学校(岩手県)
山形大学附属小学校
仙台市立館小学校
いわき市立小名浜第一小学校(福島県)
いわき市立好間第二小学校(福島県)
京都市立朱雀第四小学校
大阪市立東粉浜小学校
浜松市立積志中学校(静岡県)
滋賀大学教育学部附属中学校
加古川市立加古川中学校(兵庫県)
筑波大学附属聴覚特別支援学校(千葉県)
富山県立志貴野高等学校
兵庫県立北須磨高等学校
兵庫県立東岡山工業高等学校
沖縄県立沖縄工業高等学校
※筑波大学附属聴覚特別支援学校は、電気新聞創刊110周年特別賞も合わせて受賞しました。
最優秀賞受賞校・代表者コメント
◇垣根を越え交流、今後も研究推進/明治小学校・福田優子校長
このたびは、本校のエネルギー教育に対して最高の評価を頂き、感謝申し上げます。エネルギー教育モデル校3年目を迎えた今年は、子どもたちが今まで学んだことを外へ発信する活動に取り組みました。エネルギーにかかわるCMを作る過程では、同様にモデル校の指定を受けている佐伯鶴城高校1年生との異校種交流が実現し、校種を越えた学習を進めることができました。
今後も、エネルギー教育を通して子どもたちが持続可能な社会の実現に向けて必要な資質・能力を身につけるよう、実践研究を進めてまいります。
◇教科横断で成果、節目の年に名誉/白石中学校・赤岩輝雄校長
本校はエネルギー教育モデル校の指定を受け、持続可能な社会を実現するために教科横断型のカリキュラムを模索して3年間の活動を積み重ねてきました。特に今年度はまとめの年として、発電のエネルギーミックスの問題を社会科と理科の共同授業として3年生で実施し、公開授業を行いました。その取り組みを最優秀賞という形で評価して頂き、感謝申し上げます。
来年度は本校が創立して70周年を迎えます。そのような節目の年に名誉ある賞を頂いたことを励みに、未来のエネルギー社会の創造に向けてより一層まい進してまいります。
◇生徒と協働重ね、環境立島目指す/洲本実業高校・投石文子校長
このたびは栄えある賞を賜りまして心からありがたく存じます。生徒らと協働しつつ水力や風力発電などの再生可能エネルギー技術の研究を重ねてきました。
本校の位置する淡路島は、「環境立島」をスローガンに掲げて、エネルギー環境にも力を入れているところです。
地域貢献や東北復興支援など、電気科生徒ならではの活動にも目を見張るところがあります。受賞の喜びをバネに、ますます躍進してまいります。
「エネルギー教育賞」 では、エネルギー教育の実践活動に取り組んでいる小学校、中学校、高等学校および高等専門学校(高専)等を広く募集し、優れた事例を顕彰しています。
本紙創刊100周年事業として開始し、今回で11回目を迎えました。
「エネルギー教育」 活動を前年度 (2015年度) に行い、現在も継続している小学校、中学校、高等学校および高等専門学校。(1)全体指導計画に基づき、全校を挙げて 「エネルギー教育」 「環境教育」 の中でエネルギーにかかわる問題を取り上げている事例(2)「教科や総合的な学習」 「学年」 「学科 (高校・高専) 」 「課外活動」 などで特色あるエネルギーに関わる学習や取り組み事例--を選考対象とします。