九州電力が海外水力発電事業への進出を検討している。インドネシアといった東南アジア地域を念頭に水力発電事業者への出資を可能な限り早期に行う考えだ。まずは既設発電所の運用・管理事業を手掛ける方針。参画が決まれば、九州電力として初めての海外水力発電案件となる。
グループ会社のキューデン・インターナショナルと共同で検討している。現在は自然災害リスクや出水状況といった候補地点の技術的特性、事業収益性を精査中。九州電力土木建築本部の北島幸一郎・海外・イノベーショングループ長は「案件の玉出しをしながら模索している。第1号案件を早くつくりたい」と述べた。
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