重電部門を持つ大手メーカー7社の2023年度連結決算が10日までに出そろった。エネルギー関連の部門収益は全社増収で5社が増益だった。再生可能エネルギーの普及や電力需要増加を背景とする変電機器へのニーズが、電機各社の業績を押し上げた。重工業各社は既設設備のサービスや更新で収益性を高めている。受注環境も引き続き、好調は継続しそうだ。
日立製作所は海外送変電事業の日立エナジーが牽引する。日立エナジーの24年度売上収益は前年度比12%増の2兆667億円で、調整後EBITA(利払い・税引き・一部償却前…
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