2024年9月12日木曜日
電気新聞
新聞購読案内 電気新聞デジタル

産業・テクノロジー

古河電工、DC向けヒートシンク工場新設/水冷方式を採用

2024/07/25 4面 

 古河電気工業は24日、データセンター向け放熱・冷熱製品(ヒートシンク)の製造工場を建設すると発表した。生成AI(人工知能)などの進展に伴い、情報を処理するサーバーの演算装置から発生する熱を効率的に逃がす技術の需要が高まっている。新工場では従来方式よりも効率的な水冷方式を採用したモジュールを、2026年度から製造する。27年度に売上高250億円の達成を目指す。
 古河電工はヒートシンクの開発・設計を手掛けており、19年に放熱・冷却製品を製造する拠点をフィリピンに設置した。新工場は同社平塚工場(神奈川県平塚市)と、フィリピンのラグナ工場団地内に新設する。建設費は非公表。いずれも26年10月から稼働を見込む。



>>電子版を1カ月無料でお試し!! 試読キャンペーンはこちらから

>>この記事の続きは『電気新聞』本紙または『電気新聞デジタル』でお読みください