大型クレーンで水圧鉄管弁を吊り上げた 中国電力は2月から、国内最大級の揚水式水力「俣野川発電所」(鳥取県江府町、120万キロワット)の大規模改修工事を進めている。10日には大型クレーンと特殊車両を用いて、82トンある取り換え用の水圧鉄管弁を据え付け場所まで運搬。1986年の運転開始以来、初めて取り換えることになる。この弁を開け閉めすることにより2ルートある水圧鉄管の一方を点検整備し、もう片方は水を流して発電できる。弁がしっかりと駆動すれば太陽光発電の余剰電力をより有効活用できるだけに、今回の改修工事を通じて“巨大な蓄電設備”の安定運転につなげたい考えだ。(9面に続く)
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