日本鉄塔協会（会長＝吉田秀喜・安治川鉄工社長）は２０２３年度通期の鉄塔・鉄構受注実績をまとめた。国内向けの合計は前年度比２２．４％増の５万９４８２トンだった。５万トン超えは１６年度以来７年ぶりとなった。２万８２５７トンと半数近くを占める東北東京間連系線、東北北部電源接続プロセス、東京中部間連系線の大型工事３件が実績を押し上げた。３件を除いた数値も同３．６％増の３万１２２５トンと伸びをみせた。
受注量の内訳は、電力１１社の発注分が同２６．１％増の５万７４０９トン。電力以外が同３２．１％減の２０７３トンだった。
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