経済産業省・資源エネルギー庁などは19日に開いた「同時市場」の検討会合で、調整力(デルタキロワット)の価格算定方法の新たな案を示した。起動が決まっている電源のうち、調整力供出に伴い供給力を下げる電源の「逸失利益」からデルタキロワット単価を導き、それをシングルプライスとする手法を提示。加えて調整力供出のために新たに立ち上げる電源は、起動費などに当たる「機会費用」をマルチプライスで個別精算する。このシングル・マルチ併用案は逸失利益の取り漏れがなく、合理性も高いとした。
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