東京電力ホールディングス(HD)は15日、柏崎刈羽原子力発電所7号機の燃料装荷に向けた制御棒挿入を開始したと発表した。同日、原子力規制委員会から、燃料装荷後の健全性確認に必要な試験使用承認が下りた。使用済み燃料プールにある872体の燃料を原子炉に移す。燃料装荷が完了するまでに半月以上かかるとみられる。7号機で燃料装荷作業を行うのは2011年10月以来12年半ぶり。
東電HDは燃料装荷後の健全性確認を行うため、3月28日に使用前確認変更申請書を規制委に提出した。規制委は申請を踏まえ、安全対策設備の試験使用を承認。これにより、使用前事業者検査を含め、原子炉起動前までに行う設備の健全性確認が可能になった。
>>電子版を1カ月無料でお試し!! 試読キャンペーンはこちらから
>>この記事の続きは『電気新聞』本紙または『電気新聞デジタル』でお読みください