原子力規制委員会は8日開催の審査会合で、東北電力東通原子力発電所の基準地震動(Ss)を審議した。東北電力がこれまでの審査を踏まえ、最大加速度を700ガルとする計9波のSsを策定したことを説明。石渡明委員は、「おおむね妥当な検討がなされた」との評価を示した。東通原子力では先月、基準津波が了承。火山評価などの項目が残っているものの、自然ハザード側の審査は大きく前進。再稼働への展望がひらけたといえそうだ。
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