女川2号機の再稼働時期などを説明する金澤取締役(左)と渡辺副部長 東北電力は19日、女川原子力発電所2号機を9月頃に再稼働すると発表した。安全対策工事の完了時期を6月、燃料装荷を7月に実施することも示した。営業運転開始は10月頃を想定する。同社は1月、安全対策工事の工事量が増えたことを受け、5月を予定していた再稼働を数カ月延期すると発表していた。遅延の原因となっていた火災防護対策工事に必要な資機材や作業員、現場の作業性などを精査し、再稼働時期を示した。 火災防護対策工事は、発電所内で火災が発生した際に設備や電線管が損傷しないよう耐火材で覆う作業。重量増加に伴い、必要に応じて耐震補強も実施する。東北電力は他社事例を踏まえ、2023年8月から着手していた。 >>電子版を1カ月無料でお試し!! 試読キャンペーンはこちらから >>この記事の続きは『電気新聞』本紙または『電気新聞デジタル』でお読みください