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原子力機構、高温ガス炉の安全性立証へ/HTTRの炉心冷却、過酷条件で試験

2024/02/20 1面 

HTTRの原子炉格納容器の内部
 日本原子力研究開発機構は、3月下旬に高温工学試験研究炉「HTTR」(茨城県大洗町、熱出力3万キロワット)で炉心流量喪失試験を実施する。この試験は冷却材となるヘリウムガスの流量をゼロとし、冷却能力を著しく低下させた場合の原子炉の安全性を検証する。過去の試験は熱出力30%で実施したが、今回初めてフル出力で行う。「軽水炉でやると燃料が溶けて過酷事故になる」(原子力機構)試験を成功させ、高温ガス炉特有の安全性を証明する。
 HTTRは1998年に初臨界した。950度の熱供給が可能で発電や淡水海水化、水素製造などの用途が見込める。燃料被覆には耐熱性に優れるセラミックスを採用し、1600度でも放射性物質を閉じ込められる。



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