米バイデン政権が非自由貿易協定(FTA)締結国向けのLNG新規輸出許可の一時停止を発表したことで、LNGの中長期需給見通しに不透明感が漂っている。JERAやINPEXが売買契約を結ぶカルカシュー・パス2(CP2)を含め、全体で年産1億1000万トン以上のLNGプロジェクトが遅延する見通し。日本エネルギー経済研究所の柳沢崇文主任研究員は「直接的な影響は限定的だが停止期間が分からないため、中長期的な影響を与える可能性がある」と指摘している。
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