旧一般電気事業者10社の2023年度第3四半期(4~12月)連結決算は、沖縄を除く9社の経常利益が過去最高だった。燃料費調整制度の期ずれ差益に加え、原子力利用率向上や電力スポット市場価格の下落、料金改定、送配電の需給調整費用減などが寄与。燃調期ずれ影響を除いた「真水」でも大幅な黒字だった。旧一般電気事業者は、例年1~3月に多くの設備修繕費が発生する。燃調期ずれ差益の縮小も想定され、通期の経常利益は第3四半期から横ばいか減少する見通しだ。
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