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ニューイヤー駅伝/三菱重工4位、中電工は初の8位入賞

2023/01/01 Web面 

一時はトップに立ったものの、昨年と同じ4位で入賞した三菱重工
 第67回全日本実業団対抗駅伝競走大会(ニューイヤー駅伝、日本実業団陸上競技連合主催)が1日、群馬県内で行われた。三菱重工業が前年と同じ4位となり、中電工が過去最高となる8位でゴールし初入賞を果たした。昨年の17位から大きく躍進した同社の松長信也監督は「全員がよく走ってくれた。特に4区(相葉直紀選手)と5区(二岡康平選手)が順位を上げてくれた」と喜びの声を上げ、来期も入賞するため「もう一度しっかりとチーム作りをしたい」と話していた。昨年16位の中国電力は17位だった。
 ニューイヤー駅伝には全国の予選を勝ち抜いた36チームが出場。7区間100キロメートルにわたる上州路を駆け抜けた。大会は4時間48分6秒でゴールしたホンダが2年連続で優勝を果たした。
 三菱重工は1区から先頭集団に位置づけ、3区の林田洋翔選手がトップに立った。ただ4区と5区で追い上げられ、最終的に4位でフィニッシュした。
 中電工は1区で24位だったが、外国人選手が出場する2区でアモス・クルガト選手が10人以上を抜き去り13位に浮上。3区で順位を落としたものの、各チームのエースが出走する4区で相葉選手が快走し10位に浮上。5区の二岡選手も追い上げ、7位でたすきを渡した。
 中国電力は1区で31位と出遅れたものの、2区のコスマス・ムワンギ選手と3区の菊地駿弥選手が快走。それぞれ10人ほどを抜き去り、9位で4区の岡本直己選手につないだが一歩及ばなかった。
 中国電力の坂口泰監督は「1区から4区までは想定通り」と話し、「菊地選手や(7区の)三上雄太選手らチームの核ができている。手応えはある」と来季を見据えていた。
 昨年27位の九電工は20位に順位を上げ、トーエネックは25位。住友電工は24位で大阪ガスは27位、戸上電機製作所は35位だった。



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