◆日本の先端技術、標的に
中国などアジア出張の際はパソコンから目を離さないで――。トレンドマイクロは２８日「標的型攻撃」について最新状況を解説する報道向けセミナーを開き、ＵＳＢを介した攻撃が顕著化する傾向を示した。サイバー攻撃集団として暗躍する「アースハーピー」を巡っては２０２２年以降、日本の組織で被害観測が増える。被害状況をたどると、同集団の協力者が被害端末に対し、物理的にアクセスして操作していた可能性があるとした。同社は情報盗難の防止対策強化を呼び掛ける。
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