◆月間商品の立会取引、前月比8倍まで急増
東京商品取引所(東商取)が電力先物市場に導入した「マーケットメーカー制度」の拡充策が効果を上げている。2024年7~9月限の需要期のヘッジ取引を促進し、市場の流動性を高める狙いがある。開始した1日以降、同限月を中心に取引高は急増。24日時点の月間商品の立会取引は前月比8.1倍の2126枚に達した。拡充策は6月末まで継続する。
制度拡充は、最も電力需要が旺盛な夏場のヘッジ取引の約定を促し、市場の流動性を向上させるのが目的。4~6月までの期間限定で、まずは試験導入の位置付けだ。
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