産業用ポンプメーカーの酉島製作所は、世界で初めて超電導モーターを搭載した大流量・高効率の液化水素ポンプを京都大学と開発した。新型ポンプは、液化水素を輸送船から陸地の貯蔵タンクに圧力をかけて送出する際など、様々な場面で使える。毎分5千回転の超電導モーターにより、大流量の液化水素を送出する際のエネルギーを抑制する。マイナス200度以下の超電導状態で稼働するため、モーター本体の発熱に伴う液化水素の気化も防げる。液化水素の運搬・送出に関するコストの削減や省エネに貢献する。
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