積水化学工業は5日、浮体式ペロブスカイト太陽電池の実証実験を開始したと発表した。同社は軽量・柔軟性などを特長とするフィルム型ペロブスカイト電池とその製造プロセスを開発しており、現在、一層の耐久性・発電効率の向上などに取り組む。今回の実証実験では、ペロブスカイトの特性を生かした水上発電設備での利用を想定。1年間の予定で、東京都北区の閉校になった学校プールに浮体を設置し、浮体構成、施工性、発電性能などを検証する。
実証実験は橋梁(きょうりょう)など鋼構造製品のエンジニアリングを手掛けるエム・エムブ…
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