日揮ホールディングス(HD)は27日、核融合に用いられるベリリウム鉱石の低温精製技術を持つスタートアップ、MiRESSO(ミレッソ、青森県三沢市、中道勝社長)に出資したと発表した。ベリリウム鉱石を溶解する精製工程は従来、約2千度の高温熱処理が必要だったが、ミレッソは化学処理とマイクロ波加熱の複合技術で300度に抑える。低コストな精製手法で核融合の社会実装を後押しする。
ミレッソは日揮HDのコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)とジェネシア・ベンチャーズ、三井住友海上キャピタルの3社から計…
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