スズキはバイオガスの商用化に本腰を入れる。４月１日付でバイオガス事業本部を新設する。グループ内に分散していた関連事業を一元化し、バイオガス生産に関する独自技術と商用化ノウハウの確立を目指す。柱となるのはインドで取り組む牛のふん尿由来のバイオガス生産。これまで現地で実証実験に取り組むなどしている。先進的な取り組みは、「内燃機関の脱炭素」を志向する同業他社の注目度も高く、トヨタ自動車やヤマハ発動機の首脳も日本自動車工業会の会見でスズキに言及した。
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