三菱電機は１１日、鎌倉製作所（神奈川県鎌倉市）で、地球観測衛星「だいち４号」を報道陣に公開した。従来の衛星より高頻度な観測が可能となり、火山活動や地盤沈下といった異変を早期かつ高精度で発見できると期待されている。夜間や悪天候でも観測でき、災害状況の迅速な把握に貢献する。２０２４年度に「Ｈ３ロケット」で打ち上げる予定で、三菱電機の境勝哉・宇宙システム事業部副事業部長は「着々と準備を進め、間違いなく成功させる」と意気込みを語った。
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