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産業・テクノロジー

24年春闘、重工2社がベア1.8万円要求/電機5社も高水準

2024/02/19 4面 

日立の田中執行役常務(右)に要求書を手交する半沢・日立労働組合中央執行委員長
 重電部門を持つ大手電機、重工メーカー各社の労働組合が15日までに、春季労使交渉で要求書を経営側に提出した。日立製作所、三菱電機、東芝、富士電機、明電舎の各労組は1万3千円のベースアップ(ベア)を要求した。三菱重工業とIHIは1万8千円のベアを求めた。いずれも昨年を大幅に上回る要求で、物価上昇をはね返し実質賃金の改善を果たしたい考えだ。
 賞与・一時金では日立が年6.4カ月(前年度要求6.3カ月)、三菱電機が6.3カ月(同6.1カ月)、富士電機が6.2カ月(同6.0カ月)を要求した。東芝と明電舎は業績連動方式を採用している。三菱重工は6.5カ月(同6.0カ月)、IHIは5.2カ月(同5.9カ月)を求めた。



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