新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は30日、高効率で二酸化炭素(CO2)を熱分解する技術を開発したと発表した。酸素を吸蔵・放出する特性を持つ酸化セリウム(セリア、CeO2)とヘルシナイト(FeAl2O4)で反応性物質を焼成。これに太陽熱を照射することで一酸化炭素(CO)と酸素(O2)に分離することに成功した。1600度以上の高温域でのセリアによる熱分解、およびヘルシナイトでの熱分解はいずれも世界初。太陽熱由来の燃料「ソーラーフューエル」製造の低コスト化が期待される。
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