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クラウドベースのオープンなIoTオペレーションシステム - MindSphere
世界を変えつつあるデジタル化の流れ
データを入手し、それを効果的に分析することは、企業の成長にとって重要な要素です。製造業であれ、インフラであれ、発電やそれ以外の業界であれ、同じことが言えます。シーメンスは来るべきIoT時代に向け、クラウドベースのオープンなOS「MindSphere(マインドスフィア)」を提供しています。このプラットフォームでは、アプリやデジタルサービスを開発できるのをはじめ、それらを稼働させたり、第三者に提供することも可能です。
プラントや工場、企業から生みだされる膨大な量のデータは、収集されると同時に分析され、最適化するために使われます。加えて、MindSphereの初期費用は手ごろで、しかも短時間でフル稼働させることができます。
データ分析により必要なアクションを提示
MindSphereがあれば、工場やプラント、システムからの生データを幅広いアプリケーションを用いて分析することができます。例えば、世界の製造業の実績や、運行中の列車からの重要な数値、送電線の現状を示すデータ、これ以外にも様々な資産からのデータ分析ができます。結果として、施設や設備を継続的に最適化し、資産として効率よく活用するためのお勧めのアクション提示します。予知保全では、かなり早い段階で潜在的な課題を見つけることができ、ベストなタイミングで最適な判断ができるという利点があります。
得られたデータから、システムの設計やパフォーマンス、アベイラビリティ(可用性)を改善させることも可能です。お客様は資産の最適からからエラーの回避まで、幅広いメリットを享受できます。
既存データの利用から、新しいアプリの開発も
MindSphereの最大の特徴は、クラウドに対応したオープンアーキテクチャーということです。これにより、オープンで自由なアプリケーションソフトの開発とデータアクセスが可能となります。これにより今後、IBMやマイクロソフトといった提携先を含むさまざまな企業のソフトが開発され、幅広い目的や利用に応じて活用されることになります。さらにユーザーは、プラットフォーム上で自社独自のアプリを走らせることもできます。これらのアプリはクラウドに収集したデータを元に設備の稼働監視、故障の事前予測、スケジュールメンテナンスの最適化、ひいてはプラントそのものの運用向上に寄与します。
シンプルな接続性や課金システム
MindSphereは、シーメンス製の製品だけでなく、それ以外の製品とも接続が可能なオープンスタンダード。使った分だけ支払う「Pay per Use」モデルなど、使い勝手の良さが魅力。使い方次第で、まったく新しいビジネスモデルやサービスの可能性も広がります。
シーメンスのデジタル化(英語、新しいウインドウで開きます)MindSphereについて
https://www.siemens.com/global/en/home/company/topic-areas/digitalization/mindsphere.html
Youtube動画
https://youtu.be/mH5W_D0wTGM?list=PLw7lLwXw4H5010uw64Goq3cEKN92nwA2J