脱炭素、福島廃炉で成果発信／東電ＨＤが技術報告会、ＤＸなど講演も

2024/05/28 3面

ＥＶを用いたエネルギーマネジメントなどについて講演する早大の林教授

　東京電力ホールディングス（ＨＤ）の技術開発報告会が２７日、東京・内幸町の本社で開幕した。きょう２８日まで２日間にわたり、脱炭素や福島第一原子力発電所廃炉などに関連する計１９件の研究概要を報告するほか、同社経営技術戦略研究所（ＴＲＩ）やグループ会社などの研究内容をパネル展示で紹介。東電グループ関係者らに最新の研究成果を発信する。
　報告会は東電ＨＤ技術戦略ユニットとＴＲＩの共催で、オンラインを併用している。開会あいさつで技術戦略ユニット土木・建築統括室の金子岳夫室長は「報告や展示を通じ、これから先の研究や業務の方向性を定めていきたい」と述べた。

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