◆市場価格低く縮小
日本卸電力取引所(JEPX)は17日、スポット市場のエリア間値差を補填する「経過措置給付金」の2023年度支給額を公表した。間接オークションの導入前に連系線を予約済みだった電気事業者が対象。JEPXの値差収入を原資として、前年度比69.7%減の総額約405億円を支給した。23年度はスポット価格が低水準で推移し、分断値差も小さかったことから、総額が抑えられた。
間接オークションはエリアをまたいで電力を取引する際にスポット市場を活用する仕組み。18年10月に導入された。
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