電力各社が30日発表した3月の燃料費調整は、原油とLNG価格の上昇により、北海道、東北、東京、中部、沖縄の5社で上げ調整となった。一方、石炭の下落基調は変わらず、北陸、中国、四国の3社は下げ調整だった。燃調上限突破が続く関西と九州は調整がなかった。
昨年10~12月の平均燃料価格は、昨年9~11月と比べて原油が1.2%(981円)高の1キロリットル当たり8万6220円で、4カ月連続の上昇。LNGも同5.5%(4957円)高の1トン当たり9万5661円となり、4カ月連続で上昇した。
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