<上関町が調査「受け入れ」>
[写真で見る2023年]上関町が調査「受け入れ」 山口県上関町の西哲夫町長は8月18日に招集した臨時会で、原子力発電所から出た使用済み燃料の中間貯蔵施設について中国電力が申し入れた建設可能性調査を受け入れると表明した。中国電力は同日から文献調査を開始。現地調査するための準備にも取りかかった。建設に至れば、原子力発電所の敷地外に立地する国内2例目の中間貯蔵施設となる

<処理水海洋放出を開始>
[写真で見る2023年]処理水海洋放出を開始 東京電力ホールディングス(HD)は8月24日、福島第一原子力発電所の多核種除去設備(ALPS)処理水の海洋放出を開始した。同日午後、海水ポンプを起動。沖合約1キロメートル先の放水口から希釈した処理水が放出された。モニタリング結果は基準値を大幅に下回った。写真は希釈後の処理水が上流水槽から下流水槽に流れ込む様子(東電HD提供)

<カーボン・クレジット市場開設>
[写真で見る2023年]カーボン・クレジット市場開設 東京証券取引所は10月11日、温室効果ガスの削減価値を取引する「カーボン・クレジット市場」を開設した。取引初日の売買高は二酸化炭素(CO2)3689トン分だった。写真はカーボン・クレジット市場の開設を告げる東証の電光掲示板(東京・日本橋兜町)

<使用済み燃料搬出計画容認>
[写真で見る2023年]使用済み燃料搬出計画容認 福井県の杉本達治知事(左)は10月13日、関西電力の森望社長と会談し、関電の使用済み燃料の県外搬出計画を受け入れる考えを表明した。関電は6月にフランスへの搬出計画案を公表していた(福井県敦賀市)

<万博「電力館」に着工>
[写真で見る2023年]万博「電力館」に着工 電気事業連合会は10月26日、2025年大阪・関西万博に出展する電力館の起工式を、万博会場の夢洲(大阪市)で開いた。電事連からは幹部のほか、会員10社の広報担当役員で構成される「大阪・関西万博推進協議会」の片山明彦委員長(中部電力専務執行役員)らが参加した。建屋は25年1月に完成する予定。写真は電事連パビリオンの模型と建設中の万博会場(大阪市此花区)