東京電力エナジーパートナー(EP)は7日、2023年度の業績表彰式を都内の本社で行った。顧客の獲得やコスト削減、業務の効率化などで優れた成果を残した18件のうち、社長賞に6件が選ばれ、長崎桃子社長が受賞者に賞状を手渡した。
冒頭あいさつした川西哲常務取締役は「23年度の業績V字回復は、東電EPで働く皆さんの血と汗と涙の結晶。一人一人の表彰式だと思う」と述べた。
社長賞は上期分が「新標準プラン導入に係る一連の特高・高圧料金見直し」「『建築物省エネ法』の住宅省エネ基準における『おひさまエコキュート』の省エネ評価反映獲得」「竹芝AICC化による効率的なガス獲得スキームの安定化」の3件を選出。下期分は「燃料スワップ取引を活用した燃調固定プランのリリース」「法人分野における受付関係業務の整流化」「調達コスト最小化を目指した積極的需給運用によるコスト削減」の3件だった。
受賞者からは「チームのモチベーションにつながる」「社内外の多くの関係者のおかげ」などの声が聞かれた。
講評した長崎社長は、「以前から活躍を耳にする良い案件ばかり。一人ではできないことをみんなで達成することができている」と社員をたたえた。
業績表彰は、16年の分社化以降毎年実施している。
電気新聞2024年6月10日
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