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木から生まれた蓄電体/日本製紙、30年度実用化へ検証
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開発したCNF蓄電体の試作品。右がラミネート型デバイス、左がコイン型デバイス
 木から蓄電デバイスを――。日本製紙は木材繊維をナノレベルまで解きほぐした超極細繊維「セルロースナノファイバー(CNF)」を使った蓄電デバイスの開発を加速している。3月に試作品が完成し、実用化を見据えた検証を始めた。ウエアラブル端末や小型IoTセンサーなどでの利用を想定。今後、協業先を開拓して製造プロセスの確立を進め、2030年度の実用化を目指す。

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