中国電力は11日、広島大学と共同で、火力発電所などから排出された二酸化炭素(CO2)を水素と反応させて、化学品原料となる脂質を生産する技術の実用化に向け、研究を始めると発表した。微生物が持つ発酵機能を利用する「Gas―to―Lipidsバイオプロセス」の実用化開発が、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の公募事業に採択された。先行研究で得た知見も生かし、今後2年間かけて性能・コスト面の課題解決に取り組む。
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