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NTT、万博にIOWN出展/電力消費量8分の1に
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NTTパビリオンのユニホームを着たスタッフらと記念撮影する島田社長(後列右から2人目)
 NTTは21日、大阪・関西万博に出展するパビリオンの詳細を発表した。次世代通信基盤「IOWN(アイオン)」を3D空間伝送など大容量のデータ転送に活用。光電融合デバイスの導入などで電力消費量を従来の8分の1に抑える。同日都内で会見した島田明社長は「我々の目標である『低消費電力社会を光で実現』に向けた大きな一歩。万博での活用を契機に(IOWN技術の)開発を加速したい」と力を込めた。
 IOWNは、電子(エレクトロニクス)が担ってきた通信と演算を光(フォトニクス)に置き換え、離れたデータセンター間の低遅延通信や大幅な電力消費削減を実現する。2032年度にも電力消費量を100分の1まで抑えたい考えだ。

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