GE日立ニュークリア・エナジーが提案する「BWRX―300」のイメージ 英国政府機関の大英原子力(GBN)が、2030年代半ばの運転開始を目指す小型モジュール炉(SMR)の技術選定コンペティションが新たな局面を迎えた。最終選考に残った4社のうち米GE日立ニュークリア・エナジーと英ロールス・ロイスSMRが現地時間11日、最終提案書をGBNに提出したと公表した。GBNは同コンペの選考を経て、29年に最終投資決定(FID)する方針。今後選考が本格化する。
GBNは23年10月に技術選定コンペへの参加資格を持つ6つの技術を絞り込み、24年3月に6事業者を初期選考に招待した。