福島県楢葉町の天神岬スポーツ公園で、復興への願いを込めたイルミネーションが始まった。東京電力福島第一原子力発電所事故による避難指示の解除を受け、2015年から行われている。今年のテーマは「ならは縁結び」。ハート型のオブジェや池の中の歩道などが光り輝き、訪れる人々を迎え入れている。
12月16日午後4時半に行われた点灯式では、楢葉中学校の生徒6人が楢葉町の松本幸英町長らとボタンを押し、約5万2000個のLEDを点灯させた。楢葉町では今年4月、町立の小中学校3校が約6年ぶりに地元での授業を再開した。
イルミネーションは2018年1月21日まで、午後5時から午後9時まで点灯される。恋愛や就職などの“縁結び”を願って、南京錠を取り付けるコーナーも設けられている。
電気新聞2017年12月20日
>>電子版を1カ月無料でお試し!! 試読キャンペーンはこちらから